大阪・関西万博 テーマ事業
「いのちを響き合わせる」

いのち 響き合う中で未来を描こう Co-designing our future in a resonance of lives

いま私たちは経済中心だった世界を
環境、人権、健康、平和、教育など
いのちの多様な軸の中で
未来へとつなげています。
2025年日本国際博覧会テーマ事業
「いのちを響き合わせる」は、
この大きな転換点の中で、
新しい世界を共に創る体験を提供します。

資源を奪い合うのではなく、
未来にむけていかに分かち合うか?
境界を引くなかで分断されるのではなく、
一人一人を尊重しながらどうつながるのか?
Better Co-Being は、
つながりの中で共に生きる私たちが、
人と人、人と自然、人と世界など、
多様ないのちと響き合う中で、
共に未来に向かう場になるでしょう。

ぜひ来場して、共鳴を感じてください。

宮田裕章

Producer

慶應義塾大学教授 宮田裕章 Miyata Hiroaki

1978年生まれ。慶応義塾大学 医学部教授
専門はデータサイエンス、科学方法論、Value Co-Creation
データサイエンスなどの科学を駆使して社会変革に挑戦し、現実をより良くするための貢献を軸に研究活動を行う。専門医制度と連携し5000病院が参加するNational Clinical Database、LINEと厚労省の新型コロナ全国調査など、医学領域以外も含む様々な実践に取り組むと同時に、経団連や世界経済フォーラムと連携して新しい社会ビジョンを描く。宮田が共創する社会ビジョンの1つは、いのちを響き合わせて多様な社会を創り、その世界を共に体験する中で一人ひとりが輝くという“共鳴する社会”である。

略歴

早稲田大学人間科学学術院助手、東京大学大学院医学系研究科 医療品質評価学講座助教を経て、2009年4月東京大学大学院医学系研究科医療品質評価学講座 准教授、2014年4月同教授(2015 年 5 月より非常勤) 、2015年5月より慶應義塾大学医学部医療政策・管理学教室 教授。2020年12月大阪大学 招へい教授就任。

Concept of "Better Co-being"

News

2024.9.10
Experiences and Beyond、SIGNATURE EVENT、VIRTUAL PAVILIONについての情報を追加しました
2024.9.10
アレクシオンファーマ合同会社がPartnerとして新たに加わりました。
2024.9.10
アストラゼネカがBronze Partnerとして新たに加わりました。
2024.07.19
アテンダントスタッフ募集の受付は終了しました。たくさんのご応募ありがとうございました。

Experiences and Beyond

Better Co-Being の舞台は、
万博会場中央にある「静けさの森」の一角にあります。
人類がデータを分かち合い共創する未来社会。
その象徴が森であると構想しました。
光や水から有機物を生成し、世界と分かち合う。
群体として生態系全体をつなげ、世界を支える。
植物と森は、人類がデータを共有する社会への、
インスピレーションにあふれています。

屋根も壁もないパビリオン。
その姿で、時代の転換点における、
建築の役割を再定義したいと思いました。
森との境界線を引くのではなく、
森と溶け合い、響き合うパビリオン。
パビリオンの中に立つ来場者一人ひとりが、
まだ見ぬ響き合いの時代を思い描くことでしょう。

  • パビリオン展示では、来場者同士がつながり、響き合う中で共に未来を描く、共鳴体験の提供を目指しています。
    来場者はグループを組み、その日その時間に集った一期一会のつながりを起点に、大きく3つからなる共鳴体験を巡りながら、共に未来に向かいます。
    各共鳴体験は、国内外で活躍されているアーティストと共に計画、制作を予定しております。

  • エントランス

    旅の始まりは、森に溶け込むように佇む幻想的なエントランスです。ここで偶然集った人々がグループとなり、共にパビリオンを巡りながら、未来を描く旅に出かけます。

  • シークエンス1

    人と人との共鳴

    シークエンス1では「人と人との共鳴」をテーマに、自己と他者を見つめ、「何を通してつながるか」を再認識する体験を創出します。多様なモチーフで構成されたアートインスタレーションは、万博のテーマにも通じるものです。他者が大切にする価値や、自己の内側にある願いを照らすモチーフと向き合うことで、来場者は共に未来に向かう共鳴の手がかりを得るでしょう。

  • シークエンス2

    人と世界の共鳴

    シークエンス2は「人と世界の共鳴」をテーマに、来場者同士がつながり、共に世界に向き合うことで、より良い未来を創出する体験です。シークエンス1で自己と他者の違い、多様な価値観を認識しながらも、より良い未来を象徴する「虹」を創り出します。そこに集った人々や植物、自然、そうした世界とのつながりを感じながら、どのように歩むのか。足元の違いを認識しながらも、同じ空を見上げる中で共に歩んでいく体験は、「いのち輝く未来社会のデザイン」という万博のテーマにつながるものです。

  • シークエンス3

    人と未来の共鳴

    シークエンス3では「人と未来の共鳴」をテーマに、その日その時に集った来場者の体験を重ねて、未来のイメージを映像アートを軸にした五感体験として創出します。未来へと向き合う意思が響きあう中で、人と人、人と世界、人と未来が結びつく体験は、気象条件や人々の組み合わせによって都度異なる、一回性のものになります。ここで起こる共鳴は、ほんのひと時の体験にしかすぎません。そうした微かなものであってもBetter Co-Beingという共鳴が、この先の未来へ共に歩んでいく手がかりになることを願っています。

Key Materials

来場者を共鳴体験に導く、データを連携した2つのキーマテリアル

Better Co-Being
アプリ

来場者の共鳴体験をサポートするWEBアプリです。万博の期間を通じて来場者の体験をアーカイブし、他者の多様な視点・価値観への気づきを促します。

ふしぎな石ころ
「echorb(エコーブ)」

3Dハプティクスという技術を応用し、ふしぎな触覚で来場者を共鳴体験に導きます。
多様な参加者をつなぎ、響き合いのきっかけを生み出します。

SIGNATURE
EVENT

万博開催期間を通して、「Better Co-Being」が掲げる未来社会について、
来場者と共に考え共に描くシグネチャーイベントの開催を予定しています。
協賛社とのコラボレーションにより、様々な領域から多角的なプログラムを検討しています。
※現在計画中につき、内容、日程等は変更の可能性がございます。開催日時、場所などの詳細は順次発表を予定しております。

① 5/15 Thu. 6/18 Wed. 6/19 Thu. ③ 6/30 Mon.

EXPO共鳴フェス(仮)

「Better Co-Being」の理念に共鳴いただいた方々と共に、展示、ワークショップ、ステージイベントなどを開催。
[日程/場所] ①2025年5月15日:EXPOアリーナ、②2025年6月18日~19日 : EXPOメッセ、③2025年6月30日 : EXPOホール

8/4 Mon.

未来と健康のための高校生ビジネスコンテストsupported by東和薬品

「一人ひとりのニーズに応じた多様なウェルビーイング(Co-being)の実現を加速させる」ため、来場者と共に「いのちかがやく未来の地域社会」の姿を創造するビジネスコンテストを開催。
[日程/場所] 2025年8月4日 : EXPOホール

Better Co-Being フォーラム(仮)supported byアストラゼネカ・アレクシオンファーマ

人と社会、そして地球が健康であるために、国内外の有識者や専門家と共に地球規模のさまざまな課題について議論し、公平な医療の未来を描くフォーラムや展示を開催。
[日程/場所] 未定

VIRTUAL PAVILION

Better Co-Beingバーチャルパビリオンは、みんなの思い出から作られる「Better Co-Being Journal」を展示。
共感・共鳴をテーマに、参加される方々と一緒に完成していくパビリオンを目指しています。
※現在開発中につき、仕様やデザイン等は変更の可能性がございます。詳細は今後発表を予定しております。

Member

建築デザイン SANAA

2004年ヴェネチアビエンナーレ国際建築展 金獅子賞、2010年プリツカー賞など数多くの賞を受賞。主な作品に、金沢 21 世紀美術館、ニューミュージアム ( アメリカ)、Rolex ラーニングセンター ( スイス)、ルーヴル・ランス (フランス)、グレイス・ファームズ (アメリカ)、荘銀タクト鶴岡 、日立市新庁舎 、ボッコーニ大学新キャンパス(イタリア)、ラ・サマリテーヌ(フランス)、シドニー・モダン・プロジェクト(オーストラリア)など

妹島和世 Sejima Kazuyo

1956年生まれ。1981年日本女子大学大学院修了。1987年妹島和世建築設計事務所設立。1995年西沢立衛とSANAA 設立。現在、ミラノ工科大学教授、日本女子大学客員教授、大阪芸術大学客員教授、横浜国立大学名誉教授、東京都庭園美術館長。

西沢立衛 Nishizawa Ryue

1966年生まれ。1990年横浜国立大学大学院修了。妹島和世建築設計事務所を経て1995 年妹島和世と SANAA 設立。1997年西沢立衛建築設計事務所設立。現在、横浜国立大学大学院 Y-GSA 教授。

キュレーション | 金沢21世紀美術館館長 長谷川祐子 Yuko Hasegawa

金沢21世紀美術館 館長 キュレーター/美術批評。京都大学法学部卒業。東京藝術大学美術研究科修士課程修了。水戸芸術館学芸員、 ホイットニー美術館客員キュレーター、世田谷美術館学芸員、金沢21世紀美術館学芸課長及び芸術監督、 東京都現代美術館学芸課長及び参事を経て、2021年4月から現職

Resonance Talks

~いのちを響き合わせて創る未来について、
多様な視点で考え、描く場所~

Vol.01 | SANAA×宮田裕章

特別対談 「境界を開き 響き合う体験を」

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